2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧
読了。こういうものを物好きにも読んでしまったりするのは本当に物好きであるなぁ。「主観」ということばがあって、このことばとどうディールするかというのは結構な問題である。まぁ現実にはこのことばをよく知っているし使いこなしてさえいる人でも、そこ…
をDVDで観た。すげーなー面白いなー、カメラワークとかも、へー、と思いながら観ていたが、なんだろうな、ちょっと気になったことがあったのだった。それは、百姓も一方的な被害者の善人ではない、というようなくだりで、これは下手をすると「人間がよく描け…
読了。This is hardcore!って感じでハードコアな言語学の研究書を500ページほど年の瀬に。言語学をやることの面白さはおそらく「ことばって本当にうまく出来てるよな・・・」というところに根っこがある気がする。色々考えれば考えるほど面白い規則性がたく…
をDVDで観た。大好きな志賀廣太郎さんがパフェおやじとしてパフェをがつがつ食べる様子などが最大の魅力である。安藤玉恵さんも出ている。何でさん付けなんだろう。痛いのどを痛めながらずいぶん笑った。これの面白いところはやはり妙なリアルさという感じな…
読了。とにもかくにも読了だ。誰か何か解説してほしい。斉藤茂吉の解説がついてるけど。もっとしてほしい。「魚玄機」はなにかの香りがして、特に良かった。魚玄機の才色兼備描写など非常に魅力的で、でも「忽然悟入」して「真に女子に」なったというのはど…
に行った。発売日にチケットを買うほど楽しみにしていたが、かなり硬派で渋いライブだったと言ってよいだろう。ゲストはオプトロンの伊東篤宏。噂には聞いていたが(どこで聞いたか忘れたが)実物は初見。すげー。あれはスター・ウォーズのライトセーバーみ…
を観に行った。宣伝美術スタッフに野田凪の名前があったのとあとはチラシから若干危惧していたのだが、やはり、多少ナイーブにセンチメンタルであったことは否めないだろう。そしてそこからが問題なのだが、おそらくはこの「さよなら」というワンフレーズが…
をDVDで観た。脇役でフィリップ・シーモア・ホフマンやナタリー・ポートマンが。戦争ラブストーリーなー、と思ったら『イングリッシュ・ペイシェント』と同じ監督だった。それにしても、恋愛については思うところがありすぎて(まぁ誰でもそうなのかもしれな…
を観に行った。実は観る前から宮沢章夫が「富士日記2」に書いた文章を読んでしまっていた。これはチェルフィッチュ(とは言っても『エンジョイ』のチラシには一度もチェルフィッチュの名前は出てこない。新国立劇場の主催公演だからである)、ポツドール、…
をDVDで観た。詩情とか心情とか、へりくだりではなく、よく分からないのだが、とにかくそんなものが気になるのはやはり「原作モノ」だからか。心理について説明が甘いというか説得力がないんじゃないか映画として、と思ったのもやはり原作が気になるからか。…
をベータで観た。なんだこれめちゃくちゃ面白いじゃないか!ということで、いやー、世の中本当に面白いことがたくさんあるなぁ。映画としては綺麗なカットが何の衒いもなく結構たくさん入っていたり、他にも撮影が気になった。あとは心理劇としてよく出来て…
読了。ホント読む本なんて選んでらんないっすよ、端から読むんじゃボケナス!って感じであるが、やはり読んでみると少しは面白いところがあるのである。ただし少しは面白いからと言って時間をかけてはいけないのだな。さして面白くない本とかを偉そうに読ん…
読了。学術書ではない一般書ももちろん読まなくてはならない(まあこの二者の区別は大変曖昧だけれども)。しかし一般書はさらっと読むべきである。はずなのだが、わりとしっかり読んでしまったのは、内容がめちゃくちゃ面白おそろしいものだったからである…
読了。読んでいるあいだじゅうずっと異文化交流をしている気分だった。翻って、社会科学諸派の実証主義ということに思いを馳せる。最近「クソ実証主義」という言葉を何回も聞く機会があったのだが、もちろん反対にあるのは「クソ言いっ放し」である。「クソ…
を観に行った。はるばる相模大野くんだりまで!新宿から急行で40分かかったので、これでつまらなかったらどうしようとか思ってしまったのだが、杞憂であった。音楽の音量が素晴らしく適切で、大きいところは最大限大きくしてあって、ライブ芸術の音はやはり…