アンソニー・ミンゲラ監督,2003,『コールドマウンテン』(出演:ジュード・ロウ / ニコール・キッドマン / レニー・ゼルウィガー / ドナルド・サザーランド / ナタリー・ポートマン / フィリップ・シーモア・ホフマンほか,アメリカ,カラー)

をDVDで観た。脇役でフィリップ・シーモア・ホフマンナタリー・ポートマンが。戦争ラブストーリーなー、と思ったら『イングリッシュ・ペイシェント』と同じ監督だった。それにしても、恋愛については思うところがありすぎて(まぁ誰でもそうなのかもしれないが)なんともかんとも。ナタリー・ポートマンに「となりで一緒に寝てほしい。ただし何もしないで」と言われて本当に何もしようとしない(ニコール・キッドマンが待ってるから)ような精神状態というのは、結構遠い。それがどんな気持ちだったか今ではまったく思い出せないものの、しかし出来ることならまたそんな恋がしたいものだ。とか言って、本当にしたいのかと言うとそんなことはないかも知れない。恋がしたいなんて真面目に思っていたのはそれこそ高校生のころくらいなもので、それからはもっとアクチュアルなことしか望んでいないな。そう考えると、別に何もしないでいられるのかも知れない。重要なのは恋という名目でもなくまたセックスでもないのであって、それはまぁあからさまに書きたくはないけれど、一人寝の耐えがたさに関わることだ。