2007-01-01から1年間の記事一覧
をビデオで観た.久しぶりに映画を観た.しかしなんだかあまり思うところがなくて,するすると終わってしまった.最後とか,いいな,とは思うのだけれど,そんなに圧倒されるほどでもなかった.妙な,というか,変な,というか,やや問題ある感じのヒューマ…
を観に行ってきた.栃木県は足利にある伊万里と鍋島の美術館.なんだか凄まじかったぞ.これに先立って箱根美術館でも陶磁器を観てきたのだが,陶磁器は,凄い.主として造形と色彩の世界であり,そしてその色彩というのが,全くもって精妙緻密な世界で,そ…
を観に行った.何と言っても出演していた森澤友一朗が素晴らしかった.大変に魅力的だった.役者がレーシングカーであるとすると,レーシングカーは何と言っても走らなければその真の魅力が発揮されないが,走るコースによって,その発揮が十全に達成される…
に行った.全体的に,「桜井圭介とその周辺による学芸会」という感じ.完成度の低さは覆いがたい.最初はドラびでお.見聞を広めた.しかし,もっとずっと政治的に過激な感じかと思っていたら,意外と穏当だった.そして,意外と普通だった.次にcontact Gon…
を観に行った.しかし,ほとんど寝ていた.寝不足だったからだ.九割近い時間を寝ていたはずで,こんなに寝たのは初めてだ.しかし,作品として良さそうな作品だったので,残念である気もするが,こうやって,観に行ったのに寝てしまって観られないとか,他…
を観に行った.久しぶりに観ておくか,というごくごく軽い気持ちで行ったら,これが最高であった.2007年に何を観たかもうほとんど忘れているが,最高の舞台だった.最初から最後まで勅使川原のソロであり,おそらくそれがもう単純に素晴らしかったというこ…
を観に行った.やはり文楽は面白すぎるところがあり,たいへん素晴らしい.今回は出演者のラインナップのせいもあってか,最後の最後までしびれさせられるところまでは行かなかったものの,とはいえそれでも,表現の妙味はやはり文楽ならではのものであった…
も観に行った.こちらもどういう作品なのかよく分からなかったのだが,うーん.「才能ある女性の周りにはいつも勘違いした男たちがいる」という宮城聰のアフタートークに,腹を立てた自分は,今となってはかわいらしい.才能ある女性がいるならそれはいいし…
を観に行った.うーん.作品の軸がぶれていたのか,自分の軸がぶらされたのか,とにかくどういう作品なのかよく分からなかった.この日はそのまま,
を観に行った.ボヴェ太郎,本名だ.と,濱マイクを思い出した.ボヴェ太郎はからだがなかなかよくて,橋懸かりを歩いてきたときから,なかなか,と思わせるくらいであったので,それはなかなかである.そのまま,自分のからだのよさに逆らわない,いい感じ…
を観に行った.たいへんたいへん素晴らしかった!2007年に行った舞台のなかでも五指に入る素晴らしさ.とにかく役者が揃いも揃って異常なまでに格好良く,魅力的で,現代の身体にあの魅力を宿らせる演出は凄い.時代物は,なかなか難しいと思うのである.そ…
を観に行った.なかなか素晴らしい上演であったと思う.というのも,自分はことあるごとにカフカはよく分からないと言い続けてきたが,これを観てなんか分かった気がした.からである.それは大したことだ.「そうか,その感じか」という感じだった.しかし…
読了.たいへん面白かった.みんな読むべき.
に行った.何を見ればいいのかよく分からなかったものの,楽しくはあった.何を見ればよかったのか,辻惟雄先生の『日本美術の歴史』を参照してみようと思ったが,本が平積みになっている一番下にあり,20冊くらいが上に乗っているので,やめた.しかし,絵…
Kip Hanrahanの"Beautiful Scars"のライナーに感銘を受けたので,その部分を抜粋. In The Bronx, off the Concourse: The young, ephemeral and serious catholic school girl pulls her knees up, resting her heals on the next step up, and tries to co…
に行った.宝石には前から興味があったのである.1920年代くらいのものが凄く好みで,これは欲しいと思った.さいわい,他の時期のものは面白いほど欲しくなかったので,貧しき者,汝は幸いなるかな.とは言え,現在,月収で言うとかなり貧しくない部類に入…