音楽+ダンス+朗読による『コヨーテ・ソング』(構成・演出:宮城聰,作曲:原田敬子,演奏:加藤訓子,ダンス:康本雅子,朗読:永井健二,朗読作品:「同行二人」「コヨーテ、妊娠する」「風一陣」伊藤比呂美『コヨーテ・ソング』より,学習院女子大やわらぎホール)

も観に行った.こちらもどういう作品なのかよく分からなかったのだが,うーん.「才能ある女性の周りにはいつも勘違いした男たちがいる」という宮城聰のアフタートークに,腹を立てた自分は,今となってはかわいらしい.才能ある女性がいるならそれはいいし,自分が勘違いしているならそれも素晴らしい.認識のどの部分にしろ,それが勘違いなら,それは素晴らしいことだろう.