『余白の辺縁』(構成・振付・出演:ボヴェ太郎,セルリアン・タワー能楽堂)

を観に行った.ボヴェ太郎,本名だ.と,濱マイクを思い出した.ボヴェ太郎はからだがなかなかよくて,橋懸かりを歩いてきたときから,なかなか,と思わせるくらいであったので,それはなかなかである.そのまま,自分のからだのよさに逆らわない,いい感じの動きが続くが,いかんせん,そのよさが,そのよさだけで見せるためには足りないため,やや不満足な感じが残る.でも,きっとこのままいい感じに行って,のびのびとやってくれればいいような気もする.素直に身体表現としての良さを肯定していて,その姿勢には好感が持てた.