2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧
を観に行った。パリオペラ座のエトワール、クレールマリ・オスタ(凄い名前だ)を目当てに行ったのに、キャストが変更になっていた。がっかり。しかし良い席だった。そしてロマンティックバレエであった。やっぱりクラシックが好きだけれども、それでもジゼ…
をDVDで観た。なんだ。ストーリー展開が陳腐だ。そして意味不明だ。さらに悪いことにおそらくそれは全部、真剣に映画を作った結果なのだ。悲劇ぶった幼稚なセンチメンタリズム、とまでは言わないが、脚本の人間観が未成熟である。困ったものだ。映像も「分か…
に行った。当日夕方いきなり「キャンセルが出てチケットが用意できた」という旨のメールが届いて、同行者を見つけるためにかなり色々な知り合いに電話をしてしまった。恥ずかしい。そしていくたりかの人の信用を損ねたのではないかという気もする。無念。ち…
をDVDで観た。もはやストーリーの奥行きや深みなどどうでもいいのか。というかストーリーはほとんど展開しないのでわりと間延びして途中でかなり退屈する。しかし最後はクレヨンしんちゃんの映画の本質である実存主義が爆発し、「ほかのどこでもないここで、…
読了。箱型のカバーが二重についていたり装丁が凝っているなと思ったら(画像参照)、駒場にある日本近代文学館が初版本を復刻したものだったようだ。夏目漱石はほとんど読んでなくて、『坊ちゃん』くらいしか思いつかないくらいだが、しかしまぁなんとも感…
をDVDで観た。誰だ!大して良い映画じゃないなんて言ったのは!という感じで、よい映画であった。挿入されるアニメも良いアニメだった。ゴーゴー夕張!
に行った。初めての原美術館、束芋。最初はドローイングとかよく分からなかったのだけれど、インスタレーションをいくつもみるうちになんだかだんだん。繰り返しあらわれるモチーフ。手と足(というよりは指、とその付け根としての手、であって、手のひらや…
を観に行った。ボクシングジムに通っている(ということが判明した。と思ったが実は昔聞いたかもしれない)後輩に連れて行ってもらった。一週間のうちに二度も後楽園ホールに行くとは思わなかった。ボクシングとプロレスを比べるのはどうかと思うが、どちら…
読了。「父に借りる大衆小説」シリーズ第2弾は横山秀夫(第1弾は宮部みゆき)。しかし何がどうしてこんなに軽いのか。読んだんだか読んでないんだか分からん。そしてこういうストーリーというのがよくできているのかそうでないのか分からん。これがよくでき…
に行った。たのしー!と叫びたい衝動に何度もかられる、素晴らしい展覧会であった。もちろん楽しいだけではなくて「よさ」という価値体系に照らしてみてもまったくよい展覧会であったのだが、美術展であまり楽しくなることがないもので、楽しさが先に立つ(…
読了。三島由紀夫はもともと好きだったが、しかしもっとも好きな作品かもしれない。ちがうかもしれない。もう少し経ってからまた思い出してみよう。主人公の心理の絶妙な屈折(と名づけられねばなるまい。表面的には。)が非常にたくみに描写されていて、小…
を観た。プロレス好きの同僚に連れて行ってもらったのだが、すげー。面白い。あれは普通言う意味でのスポーツではなくて、かと言って何の戦いもないわけではないのだが、では何が戦っているのかと言うと、すぐれて文化的な(あるいは社会的な)何か同士の戦…
を観に行った。客入れが無意味に不親切な感じだったが、意味があったのだろうか。インドネシアのテアトル・ガラシと日本はク・ナウカの共同制作。ガラシの役者たちのからだがひたすら素晴らしい舞台であった。ガラシのからだは凄く良い。アフタートークによ…
読了。誰かから吉行淳之介がいいというような話を聞いた直後に古本屋でなかなか綺麗な箱型カバーのついたものを見つけたので購った一冊である。吉行淳之介といってまず最初に思い浮かぶのはドラマの「あぐり」であるという困った状況(別に困っちゃいないが…
読了。黒人の新進作家ヴァーノン・サリヴァン著、ボリス・ヴィアン訳、といういわゆる偽書として出版され50万部売れ、風俗紊乱の廉で発禁。処女作。原題を直訳すると「俺はお前たちの墓に唾をかけるぞ」。男女の絡み、というかその周辺、経緯などの描写はさ…
をDVDで観た。「ひどい」と言うのは容易い。しかしある種のモンティ・パイソンののりで一本映画を撮ってしまったとしたら多少罪は軽くなる気もする(ただしモンティ・パイソンはそのテンポ感が命なのであって、ひとつのノリで一時間以上続けるのはやはり無理…