新国立劇場『ジゼル』(振付:ジャン・コラリ / ジュール・ペロー / マリウス・プティパ、作曲:アドルフ・アダン、新国立劇場オペラ劇場)

を観に行った。パリオペラ座のエトワール、クレールマリ・オスタ(凄い名前だ)を目当てに行ったのに、キャストが変更になっていた。がっかり。しかし良い席だった。そしてロマンティックバレエであった。やっぱりクラシックが好きだけれども、それでもジゼルはよい。ただしジゼルの神経症を表現できる線の細いダンサーとなると探すのは難しい。ラスト、夜が白々と明けてくる二人の惜別の場面は胸に迫るものがあった。個人的な記憶。