2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧
読了.すごく面白かった.男たちは戦争ばかりしているので,そしてそのあいだ女たちはほっぽらかしにされて淋しいので,女たちは男たちにお預けを喰わせて,それで戦争をやめさせようとする,という話なのだが,ディテイルがあほらしくて素晴らしい.お預け…
を観た.恵比寿ガーデンシネマ.面白かった!寝不足だったし三時間とか絶対寝るよなーと思っていたら面白くて寝なかった.しかも,久しぶりに,何が面白いんだかよく分からなくて面白かったのが素晴らしい.でも今はもうだいたい分かってしまった.千円もす…
を観に行った.素晴らしかった!いきなりだが,ピナ・バウシュと矢内原美邦はどこか似ていて,なんだか知らないけど泣けるのである.今回の『青ノ鳥』は,準備公演のときに輪をかけてミニマルの対極にある感じで,情報量の多さが気持ちがよい.驚くべきは(…
を観に行った.宮沢章夫の作品についてずっと気になっていたことが今回も気になった.それは,作品がテーマに解消されてしまうのではないかということである.そんなことはない.と言うのは簡単だが(なぜなら「そんなことはない」部分を列挙することは簡単…
を観に行った.面白かった!冒頭からト書きを読んでみたりして,オーソドックスな異化の仕方.セリフ回しにもいかにも「せりふを言ってます」という感じがあって,これもまた異化か.とにかく舞台上で観客を前に演劇をやることの嘘くささに対して極めて自覚…
読了.表紙にはPOLITICAL ANALYSIS of MODERN PUBLIC ADMINISTRATIONとあります.しかし,まぁ,何というか,「行政学者」という人がいるなら,その人たちがどういうことをしているのかはよくわからなんだ.というかいるのか?
を観に行った.第二部の吉田玉男一周忌追善「菅原伝授手習鑑」から初段と二段目.これで三大名作は一部分とは言え三つ観たことになるが,この菅原伝授手習鑑はその中でもっともエンターテイメント性が低く,またその分芸能としての完成度は極めて高いと感じ…
に行った.絶望した!ので人に電話をかけたりした.恩師が「ボクは下手なものが駄目で」と言っていたことの意味は,こういうことではないだろうかと思った.いや違うかも知れないけれど,思ったのは,つまり,下手なものを作って公にする人たちに絶望し,そ…
に行った.今年30周年を迎える突然段ボールの企画.3バンド目から見たが,名前分からず.なんだか良い感じのナルシシズムだった.最近はダンスや演劇を観て,「何をしたいのか」をはっきりさせないまま,観客とのコミュニケーションを丸投げにしてしまってい…
に行った.舞囃子が三曲,「高砂」「三輪」「藤戸」,一調「山姥」,狂言「井杭」,と来て,能「井筒」まで,休憩なしの三時間半だった.お目当ては「井筒」の友枝昭世先生であったが,他の曲もおもしろかった.能狂言というのは,なんだか不思議な部分が多…
を観に行った.もう,こういう時代は終わって良いのではないかと思うのである.時代に関する感覚は,まぁないならないで良いのだけれど,あったら良いと思います.それは,同時代を生きる,というレベルでの共同体が,成し遂げたことと直面した問題と乗り越…
読了.うーん.あまり新しい情報がなかったな.しかし個々の文章の中で使われる比喩がおもしろい.認知言語学ではメタファーは認知の基本として扱われているし(たとえば時間が前とか後とかっていうのは明らかに空間のメタファーだ),お笑いの,特にダウン…
読了.コミュニティセンター,って,なんかそういう名前の施設,みなさんの地元にはありますか?ワタクシの地元にはありました.プールがあったり,あとは,説明が難しい,ローラーブレードで遊べる場所(室内)があったりしました.ローラーブレードって,…
読了.うーん.あんまりたいしたものではないのではないかと思うのだが,いかんせん小説に関してはまだまだちょっとおぼつかないところが多いので,誰か信頼できる人にこの本の感想を聞きたい.いや,うーん.たいしたことないですよね.