2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧
読了。やはり人間がたくさん出てくると楽しい。そして最後10ページくらいのまとめ方はずるい。ずるいながらも思わず感じ入ってしまった。当たり前と言えば至極当たり前の、大変正しいことが書いてあるだけ、だけということもないかもしれないが、いや、それ…
に行った。実はお能は初めてであった。最初の仕舞ふたつは友枝雄人『楊貴妃』と狩野了一『阿漕』、能一曲目は『三輪』(シテ金子敬一郎)、狂言は『萩大名』(シテ山本則重)、休憩あけの仕舞は塩津哲生『歌占』、二曲目の能は『船弁慶真之伝』(シテ内田成…
読了。上編に比べるとやや失速の感は否めないが、やはり面白い。猫の一人語りは、コミカルさの肝である大仰さがやや鼻につく。さまざまな友人が登場するくだりがもっとも面白いように思われる。それにしてもさまざまな場面の描写力、と、漱石に関して「何と…
に行った。映画黎明期のサイレントにおおたか静流と鬼怒無月が即興(半即興?)で音をつけるというイベント。セットリストは以下の通り(HPより転載)。 ●「オープニング映像」(2006年 喜劇映画研究会コンピレーション版) ●「魔術師」(Le magician 1898年…
読了。論争系の本ばかり読んでいてなんだか言葉遣いが荒れてきているような自覚だか錯覚だかとにかくそんな感覚を覚えた(実際、自分が書く文章は読んだ文章に驚くほど似る。みんな似たようなことは思っているのだろうが。)ので、ずっと漱石を読みたいと思…
をHDレコーダーで観た(って言うのはなんだか妙だ)。居並ぶ人名のなかで監督だけはてなキーワードになっていないのが微妙なおかしみがあるが、まさにそんな感じの映画であった。サンダンス・NHK国際映像作家賞受賞作品らしいが、全然理由が分からん。「なん…
読了。少年犯罪を、「互いに働きかけあい、相互に行為しあうなかで作られるもの」として考察し、ステレオタイプな少年犯罪観に対するオルタナティブを・・・。ぎゃー。またか。またかってこともないかもしれないが、どうもこの界隈ではインタラクションお化…
に行った。Aプログラム。一曲目は尾高尚忠『交響曲第1番 作品35』(新発見の第2楽章も含めて演奏/第2楽章は世界初演)、ということで、いやな予感はしていたが、やはりいまいち。ドアタマの最強奏からしてNHKホールのだだっ広さが音を拡散させてしまってい…
読了。界隈では(しかもおそらく複数の)有名な御本である。突っ込みだしたらきりがない気もするが(そしてそれは新書に対する突っ込みではない気もするのだが)、しかし終わり近くで「本書の目的はオルタナティブの提示云々」と書いてあったところは、その…
に行った。なんだか足を使う用事を済ませてから渋谷に向かったら、着いたのがちょうど六時でびっくりしたが本当は六時になんか着きたくなかったのだ。最初一時間はDJだと分かりきっていたからだけど、まぁたまには良いかと思って準備運動をして待つこと一時…