『東京JAZZ 2006 Pre-Live Shibuya ver.O』(Shibuya O-EAST)

に行った。なんだか足を使う用事を済ませてから渋谷に向かったら、着いたのがちょうど六時でびっくりしたが本当は六時になんか着きたくなかったのだ。最初一時間はDJだと分かりきっていたからだけど、まぁたまには良いかと思って準備運動をして待つこと一時間、予想を些かも裏切らずにNATSUMEN(どうでもいいけど芳垣さんのページでNUTSMENになってて笑った)。「ホーンが入ってなかった時代の素晴らしいNATSUMENの記憶を大事にしたい」と言って今回参戦しなかった友人の言葉を思い出しながら聴いた。が、まぁいいんじゃないか。それにしても技術のない人々ほど音量が大きいという昔からしている主張が裏付けられた気がする。アンサンブルをする気がない感じ。まぁバンドマンにはアンサンブルという概念はないのかも知れない。音量という概念も三段階くらいしかないのだろうか。要するにNATSUMENは必要以上に音がつぶれまくっていて、それはO-EASTのせいではなかったと思うのだ。でももちろん悪くなかった。NATSUMENが終わるとまたDJが出てきて、芳垣安洋岡部洋一勝井祐二とともにセッション。すげー。うおー。となったところでお待ちかねVincent Atmicus。二年ぶりくらいか。最前列の男子比率が一気に上がる。ファンキー!リズム過敏症のケのある自分にとって、ヴィンセントの音は本当に素晴らしい食事のようで、大好物のビートをからだががつがつと踊り食い(DCPRGはもっとクスリっぽい)。ご馳走様!いやー、素晴らしい。しかし自分のなかで芳垣安洋がどんどんアイドル化していっているという自覚があるので何となく注意だ。でもあの人のドラムは本当にもうなんというか、ジョジョ4部のトニオの店のイタリア料理のように、からだがむさぼり食ってしまうドラミングなのだ。ヴィンセント・アトミクスが終わってDJ KRUSH。あぁいう時にどうしたらいいのか誰か教えてください。という感じでどうしようかと思ったがウィスキー一杯飲んで帰った。物販でBOATのCDを探したが置いてなかった。残念。