2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧
読了。何と書いたらいいのかわからない。しかし、ある時点Aからある時点Bのことを振り返ってみると、Aでは分かりきっていてしかも周囲の誰しもがやはりそれを当然のように分かっている事柄について、Bではちっとも分かっていなかったどころかそういう理解が…
を観に行った。傑作!素晴らしかった。最初からタバコだのマクドナルドだのスタバだのグローバリゼーションだの、やれそんな言葉はやめろだの、いやー、ただの連想ゲームかもしれないが、それにしても連想した。タバコが出てくるせりふなどは、本当にもう連…
読了。以前岩波文庫のものも読んだのだがこちらの未來社のものを強力プッシュされ、またどうせあと何回か読んでみて損はない本だと思っていたので、再読。素晴らしい本であった。事項註や解題など、まさにかゆいところに手が届く。ウェーバー研究における当…
を観に行った。なんだこれは。もちろん笑えるところは笑えるのである。しかし、だ。途中から物語りの構造上、笑えないところでも笑わせようとしていたりとかして、何がしたいんだ。長塚圭史は人間観が甘い、と聞いてはいたものの、そうか、こういうことか(…
読了。教科書。表紙には「時代・社会との格闘を交え、偉大な社会学者たちの理論のセールスポイントをアッピールします」(ママ)とある。いまさら当たり前のことに気付いたが、教科書というのは情報が理不尽に圧縮されて詰め込まれているので、読むのに時間…
を観に行った。恵比寿ガーデンシネマ。予告編で、ちょっと面白そうかな、と思ったからだが、でも実はわざわざ映画館まで行くほどのものではないことは勘で分かりきっていたのである。しかしなんだ、やりたいことがいまいち分からないというか、方向性がはっ…
に行った。もっとも期待していた友枝昭世先生の花筐で不覚にもうつらうつらしてしまい、そして結局最後までぴんと来なかったのだった。さしあたって、あの舞台は素晴らしいものであったと仮定して、それをどうして自分が素晴らしく感じなかったのかについて…
読了。日本の都市社会学の展開について詳しい記述があるのが嬉しいくらいで、あとは既発表論文の集積なので重複する部分も多く推敲もされてなくて、一冊の本としてはよくない。あとは結構図表がたくさん出てくるのだが、この「図表化してしまう心性」という…
を観に行った。なんだこれは、三条会でク・ナウカじゃないか。と思わないでもないせりふ術。というかせりふ法というか。言語に負荷をかける。何のために。異化。と言うだけでは網目が粗すぎる。この戯曲が詩というものに対して置いているアクセントのために…
読了。読み慣れない種類のものだったので多少戸惑った。それにしても都市ゲマインデをはじめとしてゲマインデという言葉がページいっぱい出てくる。まったく馬鹿の一つ覚えみてぇにゲマインデゲマインデ言いやがって、お前ら全員ゲマインデ村の住人か、って…
読了。建築、都市計画、都市工学、福祉、環境、制度などなど、都市に関する切り口満載の本。しかし些かならず玉石混淆の感あり、またディシプリン間の相互交通もあまり盛んではない様子なり(せっかくみんな同じ研究科なのに)。ギブソンのアフォーダンスの…