『仏像 一木にこめられた祈り』展(東京国立博物館平成館)

に行った。評判通りわりと人が出ていたが、仏像なのでなんだか大丈夫。先日酒の席で倫理学やってる人が酔って「仏性」がどうこう言っていたのを思い出していたが、しかし結局仏性がどういうものなのか、イメージを抱いたり勘違いしたりすることすら出来ずに飲み会は終わったので、仏性って何だ!と思いながら仏像をみていたところ、それにしても比較的高い年齢層の客層のなかにちらりほらりと若い女の子がいて、男の子は全然いなくて、女の子がみなかわいかったので、仏性万歳!と、覚えず思い、はからずも仏性の核心に近づいたのではないか自分は、と、無根拠に。仏像をみるというのは不思議なことで、展示方法自体は彫刻のようにしてあって、しかしそれは紛れもない仏像なのであって、うーん。結構混んでいたので、人がごちゃごちゃしているなかで背伸びをしたり人波をかき分けたりしながら、人はみな仏像を目指すのだ。不思議だ。この日はその後、