2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

Piss-bottle Man

『フランス国立リヨンオペラ座バレエ団公演』(神奈川県民ホール)

を観に行った。横浜は遠いなぁ。おかげで本を読めた。さて、最初はローザス主催アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケルの「大フーガ」(曲はベートーヴェンの大フーガ変ロ長調)。面白くない!何だこりゃ。対位法を振付ける、というのは分かる。分かるが、あ…

After The Love Is Gone

大駱駝艦『娑婆〜sha-baah』(振鋳:今井敦子、吉祥寺壺中天)

を観に行った。面白かった。これはもしかしたら大駱駝艦の強みなのかもしれないが、「つかみ」が凄くうまい。今回もオープニングにはかなりうならされた。そして音楽の使い方が大変上手。加えて仕掛け(舞台奥中央に戸板みたいなものがあって前後にスライド…

Too Busy Thinkin’

ヤスミン・ゴデール振付『ストロベリークリームと火薬』(にしすがも創造舎特設劇場)

を観に行った。あんまり面白くなかった!というか出てきたダンサーたちのからだのゆるみ具合にまずびっくり。始まってみるとかなりしっかり踊っているのに、どうして逆にあのようなたるんだからだを維持できるのかが不思議であった。イスラエルのコンテンポ…

SKOAL

『ニューヨーク・バーク・コレクション展』(東京都美術館)

を観に行った。こちらも大変素晴らしかった。近世までの日本美術コレクション、というなんだかいかにも苦手そうな、自分の感性のもっとも弱い部分をついてくるような展覧会であったが、なんともよかった。ただしやはり思わずため息をついてしまうような美的…

マシュー・バーニー監督 2005『拘束のドローイング9』(主演:マシュー・バーニー/ビョーク/大島宗翠(裏千家)、音楽:ビョーク、アメリカ、カラー)

を渋谷はシネマライズに観に行った。考えてみればライズはかなり久しぶりだ。まぁそんなことはどうでもよくて、凄い映画であった。まぁ映画じゃあないかもしれないが、結局すこぶる映画的であった。映像、あぁ、映像。素晴らしい!単純に美しく、完成された…

菊地成孔クインテット・ライブ・ダブによる「イズファハン」

シベリア少女鉄道『ここでキスして。』(作・演出:土屋亮一、紀伊国屋サザンシアター)

を観に行った。シベ少は『アパートの窓割ります』が大変つまらなかったのでもう行くのをやめようと思っていたのだが、前回『スラムダンク』がどうやら面白かったようであったのと今回のタイトルが椎名林檎の楽曲名と同名であったことから観に行ってみた。そ…

Songbird