『ニューヨーク・バーク・コレクション展』(東京都美術館)

を観に行った。こちらも大変素晴らしかった。近世までの日本美術コレクション、というなんだかいかにも苦手そうな、自分の感性のもっとも弱い部分をついてくるような展覧会であったが、なんともよかった。ただしやはり思わずため息をついてしまうような美的経験というのはなくて(それは例えばマティスをみることなんかがそういう経験だけど)、なんだかディテイル志向が強い感は否めなかった。