2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ルイ・マル監督 1958『死刑台のエレベーター』(撮影:アンリ・ドカエ、音楽:マイルス・デイヴィス、主演:モーリス・ロネ/ジャンヌ・モローほか、フランス、モノクロ)

をベータで観た。うーん。思ったほどマイルスの音が入っていなかった、ということで、映画としてはそれでよかったのだと思う。しかし異様に音楽と映画がマッチしていて、そのせいかマイルスがやたらとかっこよく聞こえた。ストーリーは面白いし、無駄なく素…

Generous Palmstroke

大友良英ニュー・ジャズ・オーケストラ『ONJO Japan Tour 2006』(新宿 PIT INN)

に行った。先日のピットイン40周年企画で初めて聴いたONJOにその場で一目惚れし、これは行くっきゃない、という感じで、行った。ピットインは満員盛況で満員電車のようであった。そんな満員電車のような会場をカヒミ・カリィが通ったりしていても誰も何も言…

A Goodbye To Friends

西田幾多郎 1950『善の研究』岩波文庫

読了。純粋経験とか絶対無とか、回避しようとしているもの自体はものすごくセンスがいいと思うが、実際には回避できていないので何ともはや。俗な言い方をすれば「言ってることは分からんでもないが、そりゃないだろ」という感じ。まぁでも回避しようとして…

万金丹

バレエ・プレルジョカージュ『Les 4 saisons...(四季)』(音楽:A.ヴィヴァルディ、振付:アンジュラン・プレルジョカージュ、カオスグラフィー:ファブリス・イベール、新国立劇場中劇場)

を観た。今回はBプログラムの『四季』で、本当はAプロの『N』も観に行くつもりだったが、浮気して『TOXIC Audio』に行ったのだった。海外のカンパニーのダンスを観るのはもの凄く久しぶりな気がした。最初にビニールの雨合羽みたいなものを着て歩いて出てき…

修羅場

新国立劇場『コジ・ファン・トゥッテ』(作曲:W.A.モーツァルト、演出:コルネリア・レプシュレーガー、美術・衣裳:ダヴィデ・ピッツィゴーニ、新国立劇場オペラ劇場)

を観た。序曲の間は男女の合唱が舞台上でうごうご動いているのだが、これがかっこ悪い。やりたいことは分からないでもないが、微妙に音楽と呼応している辺りとか、ここのモチーフのありきたりぶりとかがださかった。これが更にラストでもやはり合唱が舞台上…

Headshots