2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧
読了。あまり多言を弄すまい。
をDVDで観た。まず衣裳とセットの色使いに驚く。オペラ演出的な色使いの対比、要するにユニクロのCM的であった。こういう色使いは好き。そしてすぐに一曲目を歌い始めるのだが、ミュージカル仕立てになっているとはとんと知らなかったので再び驚く。しかもこ…
に行った。観客の年齢層が異様に高く、三十年前の団塊ジャズファンがすっかり俗物に成り果てた姿がごろごろしている、といういかにもしわくちゃで脂ぎった感じであった。しかしそれだけに曲が始まるとノリ方もまた古臭く、非常に好感が持てる。あんな素直な…
読了。なかなか興味深い。この本とはあまり関係ないが、キーワードは「物語」と、あれ、もうひとつ何か思索する上での重大キーワードを思いついたのだが、忘れた。帯には「悲劇、グロテスク、崇高、悔恨、はたまた殺し、極悪等を快とする我々の美的経験の奇…
に行った。最初は半野田拓。インプロで叩いたりギター弾いたり。いまひとつポピュラリティのない音楽であった。二つ目はあふりらんぽ。色々なところで名前だけはよく見かけていたグループだが、納得。Kiiiiiiiiがもう少しロックしている感じ。というとあまり…
をDVDで観た。ポジティブな大友克洋だった。クオリティの高いアニメーションと緊迫感のあるチェイスシーンとそれなりの社会派的筋立ての全てがコミカルなタッチに包まれていてよい。色々な部分が90年前後という感じだったが、わけても音楽はその感が強く、何…
を観に行った。まず美術がなかなかよろしい。隙がない。そして開演からしてすでに劇構造を揺さぶる仕掛けになっていて、うーむ。大変面白かったのだが、どこから何を語ればいいのかよく分からない。時折はさまる音楽が、ともすればくどくうるさくなってしま…
をDVDで観た。面白い!50分弱(多分)の作品だったが、素晴らしく面白い。いきなり解説の人がいい味を出していてびっくりするが、アニメーションのクオリティも高く、音楽もよいし(歌も何だか変だけどいい)、何より素晴らしいのがカメラワーク。アニメーシ…
をベータで観た。昔一度観たはずだが、筋とかよく思い出せなかったのでもう一度観た。いやー、面白い。伏線の張り方もかなり古典的な感じがするもののちゃんとしてるし、ストーリーテリングのメディアとしての映画、であった。もちろん印象的なカットも多く…
を読了。なかなか勉強になったが、なんたら図式とかを多用する点や、わりとイデオロギー臭の強い文体がどうしても好きになれなかった。まぁしかし本当に勉強になった。がんばろう、公共劇場。
をVHSで観た。民放で夜中に放映されたものらしく、池辺晋一郎の解説が付いていて、懐かしいCM盛りだくさんだった。とにかく役者のアンサンブルがすごい。絵の美しさみたいなところでは強度に欠けるが、監督としての黒澤明には恐れ入る。いなくなってしまった…
をベータで観た。むぅ。という感じでうならされる。主演の二人が凄い。スタニスラフスキー。かどうかはおくとしても、うーむ。音楽もなかなかよろしかった。しかし原作戯曲から同性愛の主題をすっかり抜き去っているのはどうなんだ。しかしまぁ何というか。…
読了。あらすじを解説から抜粋。 昼はかっこうが呼び招き、夜はふくろうが鳴くというデヴォンの荒野にくりひろげられる青春の恋物語――月のこうこうと冴え渡る夜、花咲き匂う林檎の木蔭に抱き合って、口づけした青年アシャーストと清純可憐な田舎娘メガン。彼…
をDVDで観た。面白い!何だこりゃ。音楽とか群集とかまぁ暴走とか、時代を感じさせる要素は随所に見られるものの、それでも古びてはいない。二時間があっという間であった。漫画は小学生・中学生のころにずいぶん読んだが、映画は初めて観た。漫画と違うスト…
を観に行った。客入れの仕方がちらしに書いてあったのと全く違って多少問題があると思わないでもなかったがまぁそれは置いておいて会場に入ってみると、無数のカッターシャツが床の上数十センチの高さに天井から吊り下げられていて、何だか面白そう。しかし…
をDVDで観た。2004年の作品にしてはいやに古めかしい印象を受けたが、去年一年でそんなに技術が進歩したのだろうか。原作は一巻だけ読んで、社会工学的な視点とかが結構面白かったのだが、こちらの映画の方は何だかなよなよしていてちょっとどうかと思った。…