桃唄309『ファイブ・ミニッツ』(戯曲・演出:長谷基弘、中野ザ・ポケット)

を弟に誘われて観に行った。開演前にお腹が空いたので、会場近くのお惣菜屋さんで半額になっていたてんぷらを歩きながら食べた。おいしかった。なかなかおいしかった。おりしもこの日は午前の授業が現代演劇のフィールドワークだったので余計そんな風に見えただけかもしれないが、なんとも身内感あふれる客席だった。客層も比較的年齢層が高めで、新たなファンを獲得できていないのだろうか、非常に予定調和的な需要供給の関係が成立していそうな印象を受けた。実際演劇の内容もそんな感じで、というか「ぎゃーやめてくれー」な感じ満載で、いやぁ。かといってストーリー面がそんなに面白いわけでもなし、なんともはや。何を評価すればいいのか分からん。自立不能舞台装置システムというのは多少面白くなくもなかったが、ネタひとつで肯定的な評価を獲得できるわけではなし、いかんともしがたい感じではあった。しかしまぁ何より弟に誘ってもらえたのが嬉しかったのでよし。