をベータで観た。いやに軽い映画だな、というかこれが我が生年の映画か、こういうエートスか、などと思いながら観ていたら、だんだんとしゃれにならない暗澹たる物語に突入していき、しかもそのまま終わった。いったいどうしろというのか。いや、もちろんだんだん暗い話になっていって最後に「それでも未来に明るい希望を!」とかされるよりはよほどよかったのかもしれないが、ちゃんとそういうことまで考えて作った映画だとするならば、大変にニヒリスティックというかテロにも似た手法であると言えるだろう。物語ということに対して大変ニヒリスティックだ。