『対決―巨匠たちの日本美術』展(東京国立博物館平成館)

に行った.この日は気まぐれを起こして午前中に『銀河英雄伝説』というアニメ映画を観たのでそれについて書くかとも思ったが,まぁそれはいいだろう.この『対決』展は,もう言うまでもなくすごいので,最後の方は何だか多少バカバカしい気持ちになって苦笑してしまうくらいだが,それにしても,混んでいたな.展覧会というのは,もう少し何とかならないものなのだろうか.どこかが何かおかしいとしか思えない.あれが作品の鑑賞に適切な環境であるとは思えないし,やや悲しくなりさえする.ブロードウェイの芝居のように,人気のある企画展はその人気に応じて半永久的に興業を続けるというようなことが出来ないものかしらん.常設展はいつだってけっこうすいているから,半常設のように,半イベント的にならないものだろうか.とまぁ,こんなことは色んな人が既に考えているのだろう.というようなことを思ったのは,気まぐれを起こしてひとりであんみつ食べながらであった.うまかった.