山海塾『時のなかの時−とき』(世田谷パブリックシアター)

を観に行った。あまり面白くなかった。初めての山海塾だったのだが、大体予想通りの感じで、ヨーロッパ受けはしそうだな、とは思った。大駱駝艦舞踏のイメージからするとだいぶこちらは去勢された(よく言えば端正な)印象で、そこもまた面白くないのだが、とにかく舞踏なのに既視感全開なのが全くよろしくない。シーンごとの展開も安直だし、緩慢な動きの中に身体性を提示するでもなく、いやあ、面白くない。壺中天公演の素晴らしさを再確認した。あ、でも主催天児牛大の動きはさすがによかった。