2005-12-01から1日間の記事一覧

ポール・オースター 1996『孤独の発明』(柴田元幸訳)新潮文庫

読了。面白い。訳者の功績も大変大きいと思われるのだが、文体が大変よい。多用される体言止めもまったくいやみでなく、孤独と意識と語ることと語ろうとすることと、その周りをぐるぐるまわる文章と、とにかく素晴らしい。と、これでは何が素晴らしいのだが…

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