宮崎吾朗監督 2006『ゲド戦記』(原作:アーシュラ・K・ル=グウィン、原案:宮崎駿、出演:岡田准一 / 手嶌葵 / 田中裕子 / 香川照之 / 菅原文太ほか、日本、カラー)

を観に行った。新宿文化シネマ。弟とその友人と、三人で!本当はそれに加えて母も来るはずだったが来なかった。自分大丈夫か。何が不安なんだか分からないが何か大丈夫なのかという気分にさせられる。それはともかく映画は、なんだ。うん。うん。吾朗ちゃん頑張ってるよ。全力出してる感じがひしひしと。ウサギがちょっとだけいいなと思ったら香川照之で納得。しかし香川照之の力をもってしても「ちょっといいな」どまりにさせてしまう『ゲド戦記』のパワーは、ある意味凄いのかもしれない。この映画はどこかでゴミ扱いされたという話であるが、ゴミ扱いするのはどうかと思う。小学校でみんなで劇をやるやつ、あれなんていう行事だっけ、とにかくあれを酷評しないような気持で、自分も酷評なんてしない。だってどこから手をつけたらいいのかわからないんだもん。