ユーリ・ノルシュテイン監督 1979『話の話』(撮影:I・スキダン・ポシン、美術:フランチェスカ・ヤルブーソワ、音楽:ミハイル・メエロビッチ、ソビエト、カラー)

をベータで観た。レーザーディスクからのダビングらしく、『ケルジェネツの戦い』『霧につつまれたハリネズミ』『あおさぎと鶴』もいっしょに入っていた。素晴らしい!すげー!作品ごとに特色があるが、やはり『話の話』が抜群の素晴らしさではないだろうか。一体どういう位相から語っていいのやらよく分からないが、アニメーションとして(つまり動きの滑らかさとかそういうことだが)素晴らしいし音楽との関係も大変なクオリティであるしまた絵のマチエールや光の加減などもこれ以上はないのではないかと思わせる絶妙さ加減であって、いやー。よい。よい映画だ。モチーフも申し分ない。最高です。