エドワード・W・サイード 1993『オリエンタリズム 上』(今沢紀子訳)平凡社ライブラリー

読了。前半部分を十ヶ月くらい前に読んで、後半を最近読んだ。どんな話だったか忘れた。まぁいいか。先日読んだ北田暁大の「ノリ」とかが、まぁこういうところに端を発しているのだろうという印象を受けた。東大社会学研究室がいかに"実証研究"偏重かということを考えた。偏重自体に負のサンクションを与えるつもりはないが、問題はそれをそのように認識したのち、どう振舞うかだ。自分はどういう立場でなにと向き合いどう書けばいいのだろうか。と、まじめな感じになった。