チェルフィッチュ『三月の5日間』(作・演出:岡田利規、六本木Super Deluxe)

を観た。はからずもこれを書きながら忌野清志郎の「メロメロ」を聴いているが、チェルフィッチュに対しては自分は本当にメロメロなのだと思った(ちなみに各日付についているタイトルは、その日の記事を書いているときに流れた曲名を任意に選択)。まぁ出会いからしてかなり一目惚れっぽかったし(三分でくらくらした)、さもありなん。もはや作品を批評できる立場にいない気もするが、いやー、当然のように素晴らしかった。気付いた範囲で初演時との異同について考えたいが、何より変わったのは演技だろう。ずいぶん客席とのinteraction(相互行為?インタラクション。観客の笑いに反応したりとか。)が目に見えて増えていて、あとは間接話法と直接話法の明示がなくなって、あの伝聞体の気持ち悪さみたいなものがだいぶ薄れていた。うーん。うーん。うーん。