三島由紀夫 1968『花ざかりの森・憂国−自選短編集−』新潮文庫

読了。面白かった。大変素晴らしかった。自選の短編集ということで、自分であとがきというか解説というかを書いているが、どうやら処女作の「花ざかりの森」はもはやあまり好きではない(解説を書いた時点で)、らしい。良いと思ったのだが。「女方」の描写力とか、本当に凄くて、うーん。いやはや。