『TOXIC Audio JAPAN TOUR』(横浜Blitz)

に行った。本当はプレルジョカージュを観に行くつもりだったのだが急遽友達に誘われたので行ったが、何か楽しかった。前ふりはともかくも、マイクを頭にかぶったヴィジュアルは強烈に面白かった。その後のパフォーマンスも「人間の声の限界に挑戦」とか言ってるけれど実際はマイクとPAの限界に挑戦している感じで、マイクを頭にかぶってるのは正解だと思った。しかし人間の声の限界になんか挑戦しなくても十分色々面白いことが出来ていて、例えばフィードバックギターの音を真似るソプラノとか、唇の破裂音がバスドラムみたいなバリトンとか、ファルセットがソプラノみたいなテノールとか、個々人の(純粋に)音楽的な能力というのはそこまで高くないのだろうが、みんなよくPAについて研究していて(あとルパンとか笑点とかそういう「日本文化」も)、器用で芸達者であった。そして何よりもこれはショーであって、客を楽しませるために色々やろうというエンターテイナー根性(芸人根性とちょっと違う)は見上げたものだった。fromオフ・ブロードウェイということで、さもありなん。