『ユネスコによる「無形文化遺産 能楽」第一回公演』(国立能楽堂)

に行った.演目は,能「松風」(観世清和),狂言「萩大名」(野村萬),能「国栖」(近藤乾之助).もっと色々能を観てみたいと思ったのだった.思えば今まで喜多の能ばかり観てきたのであって,しかし,何にしろ比較することの認識利得はある.だいいち比較は面白い.例えば観世の能はやけに形式的に過ぎるように思えたのだけれど,この形式性というのは,これはこれで面白そうに思えて,すごく興味が湧いたのだった.