『演じる女たち ギリシャ悲劇からの断章』(渋谷Bunkamuraシアターコクーン)

を観に行った.のはもうだいぶ前のことで,よく覚えてないなぁ.なんだか舞台はとほほな感じで,そうだ,このトホホさ加減というのはいったい何なのかと考えたのだった.ウズベキスタン・イラン・インドからわざわざお越し頂いた演出家と役者によるギリシャ悲劇だったのだが,演劇というのは土地のものというか,ごくごくローカルな文脈の拘束力が強いのだろうから,その文脈についていけないとまずは何を語ったものかはたととまどうことになる.とまどった.ちなみに『演じる女たち』というタイトルから何か「世界の大竹しのぶ祭り」みたいなものを想像していたのだが,ちっとも違ってがっかりした.