『異邦人たちのパリ ポンピドー・センター所蔵作品展』(国立新美術館)

に行った.展覧会タイトルの「異邦人」は「エトランジェ」と読むらしく,早速というか何というか,残念な感じだ.しかし,よい作品が多かった.が,よい展覧会だったかどうかは分からない.キュレーションがあまり強い自己主張をしない展示で,それ自体は好ましいとも言えるが,工夫が足りないと言えないこともない.名前を知らなかったのだが,トーレ・ヨーンソンの写真はたいへんたいへん素晴らしかった!それにしても,コンテンポラリー・アートの賞味期限はちょっと短すぎやしないか.古くなった「コンテンポラリー・アート」の,すでに有効じゃなさ加減が気になった.