村上 春樹,1989,『パン屋再襲撃』,文春文庫

読了。初村上春樹。食わず嫌いをしていたが、予想通りそこまで嫌いではなかった。かと言って「うおー」とも思わず。80年代か。よく知らないけど。そういえばこの短編集所収の「ねじまき鳥と火曜日の女たち」に出てくる「路地」によく似た道が駒場にある。この路地を歩いていると本当に家々が無防備に窓を開けて生活しているのが見えてしまうので、なかなか気まずいような心持ちになるのだ。猫は見なかった。どうでもいいけど。この日はその後、