宮部 みゆき, 2006,『模倣犯(五)』, 新潮文庫

読了。長かった。そしていやな感じだった。大衆文学はほとんど読んだことがないので何とも言えないが、まぁもう少し読んでみようという気分にはなった。何でも沢山読まないといけないということは分かっている。分かっているのです。語り口がやや稚拙と思われる点、ストーリーの構成が厳密であるかどうかが疑問である点、などがひっかかったが、まぁそれは色々読まないと何とも言えないでしょうということで保留。三部構成にしたのはうまかったと思う。スリリングな構成である。