Becker, Howard S., 1963, Outsiders: Studies in the Sociology of Deviance, New York: Free Press. 村上直之訳『アウトサイダーズ』, 1978, 新泉社

読了(いよいよ卒論を書く年になったので、日本社会学会の文献挙示方法を実行してみる)。ラベリング理論に関する、というか社会学の古典。古典なので、内容を要約すると色々と問題含みであるその問題の部分が捨象されてしまうので、まぁ要約はよそう。逸脱研究は社会学の成立とともに古いが、その歴史を考える上では無視できない著作といえる。問題は、『アウトサイダーズ』からどれだけ先へ進めるか、だろう。