高坂希太郎監督 2003『茄子アンダルシアの夏』(原作:黒田硫黄、音楽:本多俊之、出演:小池栄子/筧利夫ほか、日本、カラー)

をDVDで観た。面白い!50分弱(多分)の作品だったが、素晴らしく面白い。いきなり解説の人がいい味を出していてびっくりするが、アニメーションのクオリティも高く、音楽もよいし(歌も何だか変だけどいい)、何より素晴らしいのがカメラワーク。アニメーションなのでカメラワークということもないだろうけれど、とにかくその視点移動がすごい。臨場感というか何というかを盛り上げるのと美しい構図と、いやー。自転車に乗るということが何か素晴らしい行為であるように思えてきて、自転車に乗りたくなる。ストーリーも何とも言えない。