2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧
を観た.回避しなければならないところは回避し,押さえなければならないところは押さえられていて,なかなか実直な演出であった.ただ,難しい脚本だったと思う.
に行った.なかなか面白かった.ものもあった.しかし,何だろうと,それを作るのに苦労はあるのであって,別に「苦労」に対して抽象的な感情移入をすることはないのだが,しかし,「作品」はその「過程」とともに受容することが肝要である場合もまああるだ…
に行った.あまり良い気持ちのする演奏会ではなかった.<「のだめ」以後>のコンサート,とはこういう感じか,とも思うが,それはもちろん茂木大輔という人の特性もあるのだけれど,コンサートというメディアには実は自分はもう少し違うものを期待していた…
読了.高校3年生のときに初めて読んで,今回が二度目.全体の印象として非常に酷薄な感じを受けた.もっと能天気な話かと思っていたのだが,能天気なのは自分であった.それにしても本当に素晴らしい.
を観た.DVDで.動きのひとつひとつ,謡のひとつひとつにも,視覚的聴覚的な快楽があって,その調和は,あまりに完璧すぎて,目にもとまらず意識にも上らないくらいなのであった.
に行った.「演劇みたい」な能の上演は,翻って「能じゃないみたい」になるのであって,別に「能みたい」であることを死守すべきだとも思わないものの,しかし「演劇みたい」な能は面白くは感じなかったのであった.中途半端に型の中に情感を盛り込もうとす…
に行った.一般的に言われる言葉としての「気持ちよさ」というのは少なかったが,素晴らしいパフォーマンスだった.音や,演奏する手つきや,あるいは筋肉を動かす感覚などのマチエールに自分を同期させていくことは気持ちがよい.しかしなぜマチエールが気…