2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧
読了。「100万回生きたねこ」と入力したら「100万海域種子」と変換され、もはや、いろいろどうでもよくなるなこれは。誤変換について書きたい気もするが、なんと言っても佐野洋子である。あとがきは高橋直子。源一郎さんの奥さんらしい。源一郎さんの…
を観に行った。はるばる大船まで。ずっと気になっていたのは、ピナ・バウシュに関して、「どうして感動するのだかわからないが、記憶の中の何か、抑圧されていた何か、が解放されて、本人もなぜだか分からないままにただ泣いてしまう」という話を聞いたこと…
読了。この本は社会学の概説書のような顔をして、何かと言えばグローバリゼーションである。でももしかしたら「この本は」という指示の仕方は不当で、本当は何ら指示対象のない「何かと言えばグローバリゼーション」こそが正当なのかも知れない。さらにしか…
を観に行った。それで、よく分からなかったのだった。よく言われる言い方で言えば、「何がしたいのか」分からなかったのである。もちろん、この「何がしたいのか」というのは信じがたい安直な視点なのである。なぜなら、何かしたいことのある人がそれを自覚…
読了。もう二週間も前なのでよく覚えていないが、社会学の概説書の体裁をとりながらも自分の言いたいことを言いまくっていて、抱き合わせ販売のような様相を呈している。それでそれが、アメリカ礼賛なのだ。アメリカにおける市民団体の活動がいかに活発であ…
読了。もう最近はこんなものばっかりで、で、自分の専門についてはあまり書きたいことはないな。あ、「予言の自己成就」について、この命題がなぜ面白いのかということをえんえんと書いているくだりがあった。それでそれは社会学的という以外に、美的に面白…
読了。語用論的転回の話が出てきた。色々読んだものがリンクされていく感覚というのは知り得ないことなど何もないというちょっとした全能感にも似て甘美だ。人文科学に携わるならば当然踏まえなければならない絶望というものがあって、まぁ絶望と言うといか…
読了。なかなか良い教科書ではないか。前にも書いたけれど教科書というのは読むのに時間がかかる。記述がいちいち重いし、あまり繰り返してくれないからだ。なので久しぶりに頭が疲れた。近年は手を抜くことばかり覚えて、頭を疲れさすことがない。疲れたも…
読了。シュッツを読んだりミードを読んだり、ホントお前自我とか大好きだな!って感じだが、特にそんなことはない。それにしても「一般化された他者」とか「"I"と"me"」とか、概念として鮮やかだ。そしてこの本の白眉はなんと言っても訳者あとがきである。い…
読了。この分野でのこの手の本は他にないのである。と言われてもどの分野のどの手の本なのかということはよくわからないとは思うのだが、まぁ説明が難しい。重要なのは、本や論文が無限にあるわけではないということだ。複数の人間が同時並列処理よろしく色…
読了。第一巻とほとんど同じことが書いてある。というか、第一巻のなかでも繰り返し同じことが書かれていて、まぁそういうタイプの本なのだ。ちょっと読んでみると小難しいことが書いてあるような気がするけれども最後まで通読すると結局同じことを繰り返し…
をDVDで観た。こんな凄いものだったなんて・・・!本当に凄かったので、今度から我が家に遊びに来た人は必ず一度は『トミー』を観なければならないという家訓でも作ろうかという、まぁ作らないけど。特にクラプトンがにやけているというかちょっと薄笑い気味…