2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

J・J・エイブラムス監督 2006『M:i:III』(出演:トム・クルーズ / フィリップ・シーモア・ホフマン / ローレンス・フィッシュバーンほか、アメリカ、カラー)

を観に行った。なんだ。うん。なかなか面白かったですよっていうか久しぶりだこんな映画観たのは。爆発爆発!上映中に後ろの席の人が「トムクルーズ歯並び悪い」とか何とか言っていたのが聞こえて面白かったのだった。

ソルト・ピーナッツ〜シッドのテーマ

『トヨタコレオグラフィーアワード ネクステージ最終審査会』(世田谷パブリックシアター)

を観に行った。一人目は白井剛。最近の自分にはNHK教育の「あいのて」という番組(「ドレミノテレビ」の後継と思われる音楽教育番組。P-ブロッなどで活躍中の野村誠さんが音楽監修ならびに出演している大変素晴らしい番組である)の中のワニバレエのコーナー…

Tenderfoot

滝田洋二郎監督 2001『陰陽師』(原作:夢枕獏、出演:野村萬斎 / 伊藤英明 / 小泉今日子 / 真田広之 / 萩原聖人 / 柄本明 / 岸部一徳ほか、日本、カラー)

をDVDで観た。噂にたがわぬ映画であった。映画の文法からすると非文というか破格構文というか、いやー。そう来るか!って感じ満載であった。伊藤英明は漫画に似ていた。

Since I Fell For You

クエンティン・タランティーノ監督 2004『キル・ビル Vol.2』(出演:ユマ・サーマン / デイヴィッド・キャラダイン / マイケル・マドセンほか、アメリカ、カラー)

をDVDで観た。うーん。面白い。そういえばパルプフィクションをまだ観ていない。観ていない映画がたくさんある。

I Can’t Stand It

ク・ナウカ『トリスタンとイゾルデ』(作:リヒャルト・ワーグナー、台本・演出:宮城聰、作曲:原田敬子、東京国立博物館庭園特設舞台)

を観た。素晴らしかった。色々と感想が書き難いのだが、とにかく素晴らしかったのだった。

シュラバ★ラ★バンバ

夏目 漱石,1975,『こゝろ』,ほるぷ

読了。ふたたび日本近代文学館による初版復刻版。読み終わってみるとこの「こころ」という作品が色々なところで評論の種にされていたのを思い出す。逃れられないものとかこととか人とか、何か。なんだ。うーん。さまざまな行動に至ったり至らなかったりする…

Sexy, Sexy, Sexy

『アニマトリックス』(監督:渡辺信一郎 / 川尻善昭ほか、アメリカ、カラー)

をDVDで観た。9話オムニバス形式のアニメ。面白いものもあった気もするがよく覚えていない。この手のアニメとかの節操のなさというか品のなさというか育ちのよろしくなさみたいなことはちょっと考え始めるとうんざりするほどだが、それもノルシュテインを観…

Get On The Good Foot, Pt. 1

ユーリ・ノルシュテイン監督 1979『話の話』(撮影:I・スキダン・ポシン、美術:フランチェスカ・ヤルブーソワ、音楽:ミハイル・メエロビッチ、ソビエト、カラー)

をベータで観た。レーザーディスクからのダビングらしく、『ケルジェネツの戦い』『霧につつまれたハリネズミ』『あおさぎと鶴』もいっしょに入っていた。素晴らしい!すげー!作品ごとに特色があるが、やはり『話の話』が抜群の素晴らしさではないだろうか…

Istanbul

平 英美,中河伸俊編,2006,『新版 構築主義の社会学―実在論争を超えて』,世界思想社

読了。実在論争を超えて、なんてサブタイトルがついているが、本当に超えられているのだろうか。OG問題を初めとして、理論上というか方法論上の問題については個人的にももう少し考えてみなければいけないので、この本に書かれていることは参考になるかとも…

Kino 2

『千五郎狂言会 第五回』(出演:茂山千五郎/茂山七五三/茂山千作ほか、国立能楽堂)

を観に行った。演目は「那須語」「仏師」「悪太郎」。自分の記憶の茂山とちょっと違う感じで、凄くポップだった。というか一般に聞く茂山の評判はポップであるということなので、逆に自分の観た茂山がなぜポップでなかったのかという方が気になるところでは…

村上 春樹,1989,『パン屋再襲撃』,文春文庫

読了。初村上春樹。食わず嫌いをしていたが、予想通りそこまで嫌いではなかった。かと言って「うおー」とも思わず。80年代か。よく知らないけど。そういえばこの短編集所収の「ねじまき鳥と火曜日の女たち」に出てくる「路地」によく似た道が駒場にある。こ…

LADY JANE

Vian, Boris, 1947, L'écume des jours, Paris: Gallimard. 伊東守男訳『うたかたの日々』,1979,早川書房

読了。睡蓮か。センチメンタルじゃない。まぁそれとは関係なくモノの描写みたいなところを読むと、ある時期ボリス・ヴィアン再評価の機運が高まったということも納得できる。なんだかプラスチックの時代のようである。しかしどの描写もあんまり読んだことな…

そして最後の船は行く

ロベール・ルパージュ作・演出『アンデルセン・プロジェクト《白井版》』(出演:白井晃、世田谷パブリックシアター)

を観た。映像の魔術師とか何とか言って大変うさんくさい感じではあったものの予定のない週末に予定を入れるためにチケットを取ってしまったのだがこれがなかなか面白かった。先日のヤン・プッシュ振付『MATCH』もやはり世田谷パブリックシアターで映像を売り…

Out from the deep

横山 秀夫,2005,『半落ち』,講談社文庫

読了。面白かった。とうとう面白かった。

LOVE BOAT CAPTAIN

上野 加代子・野村知二,2003,『の構築―捕獲される家族』,世界思想社

読了。なかなか興味深かった。部分部分で突っ込みどころがある気もするが、全体としての構成がよい。構築主義の社会学の事例研究として読むには良い本であった。

A Merrier Christmas

横山 秀夫,2002,『動機』,文春文庫

読了。何かだんだん面白くなってきた。だんだん触覚が発達してきたのだろうか。