2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧
読了。うおー。下巻だけでも600ページ近いが、読み足りない。ちなみにこれは抄訳で別に全訳があるので、つまりまだ読めるのだ。読み残しがあるのだ。嬉しいな。何よりもアルベルチーヌの死、では、本当にやられた。そして忘却の法則。イメージ。芸術論にきな…
を観に行った。知り合いが二人も出ていたので観たのだが、一体なにがしたかったのだろう?演劇サークルの定期公演ではないため、「これをやってみたい」という何かがあったのだろうと思うのだが。舞台を二つに分けることか?ビデオを使うことか?字幕を組み…
を観に行った。変わった箱だなと思ったのもつかのま、舞台では役者がアップ、あれはアップだよな、やたら楽しそうにからだを動かしながらときにはじゃれあってさえ見せるあれはアップ、うん、アップを始めていたのだった。三条会のドラマツルギーは面白い。…
を観に行った。演劇の演出的小道具として(リアルを演出する手段として)最近よく見かけるのは(昔からあるのかもしれないが)食事をするということであって、そこで飯を食っているということは否定しようのないどうしようもない本当のことであって、効果は…
を観に行った。マイムとしての側面が強かったので(まぁプティだし)バレエを観に行ったつもりになると欲求不満が募るが、そう思わなければ面白い作品だった。楽しかった。草刈民代だった!しかしセットとかはわりと安上がりな感じだったりして、なかなか微…
読了。めちゃくちゃ笑える本で、電車のなかで笑いをこらえることができなくなったので途中で読むのをやめ、家に帰ってから、外でいちゃいちゃしたかったけどできなかった付き合いはじめてまだ日の浅い恋人を家に帰って玄関で押し倒すように、読んだ。貪るよ…
をベータで観た。いやに軽い映画だな、というかこれが我が生年の映画か、こういうエートスか、などと思いながら観ていたら、だんだんとしゃれにならない暗澹たる物語に突入していき、しかもそのまま終わった。いったいどうしろというのか。いや、もちろんだ…
の第二部を観に行った。演目は「義経千本桜」の椎の木の段、小金吾討死の段、すしやの段と、「生写朝顔話」の明石浦船別れの段、宿屋の段、大井川の段。どれもこれも大変面白かった!大夫、三味線、人形に関することとかはまったく寡聞にして知らないわけだ…
を再び観た。初日より断然素晴らしかった!大変にいろいろかみ合っていた。即物的にテクニカルな面では減点すべき箇所がかなり少なくなっていた(クラシックで言えば楽譜どおりに演奏できるようになってきたというくらいの感じ)ので、いよいよ作品として勝…
を観に行った。歌舞伎小屋での公演ということで、花道があったりして開演前から期待。いきなり麿さんが踊りまくる。うおー。これは観に来た甲斐があったってもんだ。その後スーツマンがセリから出てきた辺りからいろいろ面白いことになってきて、特に屏風と…
読了。ゴシックだ。小説としていろいろあれな感じではあったが、複数の人格が割拠する肉体、という人間観の鋭さは、まぁ何ともはや、である。
を観に行った。へんなハコだった。セットはなかなか面白い。テレビと音楽の使い方に特徴がある演出(演出家)だが、うーん。フルハウスとか、どうなんだ。どうなんだ、というよりも、どんな効果をどれだけあげているのか。今までも「ことば」について気にな…
をベータで観た。映像美の映画であった。はためくカーテンが特に美しいほか、光がなかなか綺麗だった。
をDVDで観た。しかしそれにしても見るべきところのない映画であった。ストーリーとか、それでいいのか。と思わないところがなかった。スカスカだった!
読了。とにかく上巻だけ。素晴らしい!小説を読んで風景が違って見えるようになるというのは初めてだったので驚いた(映画なら今までもあった)。言語のはたらきについて、捨象という部分ばかりについて考えていたが、プルーストはむしろ数々のイメージを付…
をVHSで観た。なんじゃこりゃ!という感じで、ひどい映画だった。しかしちっとも面白くないのに少しもいやな気分にならなかったというのはある意味凄いかもしれない。それはもともと自分がSF的なディテイルに親和性があるからなのかもしれない。関係ないかも…