2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『TOXIC Audio JAPAN TOUR』(横浜Blitz)

に行った。本当はプレルジョカージュを観に行くつもりだったのだが急遽友達に誘われたので行ったが、何か楽しかった。前ふりはともかくも、マイクを頭にかぶったヴィジュアルは強烈に面白かった。その後のパフォーマンスも「人間の声の限界に挑戦」とか言っ…

Danny Boy

チェルフィッチュ『目的地』(作・演出:岡田利規、こまばアゴラ劇場)

の録画(NHK教育の芸術劇場で放映されたもの)を観た。舞台で観たものをビデオでもう一度観るというのはおそらく初めての体験だったのだが、あまりに違う(当然だ)。しかしその違い方というのが面白くて、何だかビデオの方がやけに生々しかった。録画された…

delc-r

新国立劇場『魔笛』(作曲:W.A.モーツァルト、演出:ミヒャエル・ハンペ、新国立劇場オペラ劇場)

を観に行った。変なバルコニー席で見切れまくりだったのだがこれは後でラッキーだと思うことになる。さて、実は魔笛を観るのは初めてで、あらすじも曲も知っているけれどディテイルは知らないというような感じだったのだが、やはりディテイルは重要だ。モー…

レポン

『Shinjuku New Year Jazz Festival 2006』(東京厚生年金会館)

に行った。わりと大きいハコで不安だったのだが、やはり渋さ知らズで客のノリがいまひとつ悪い。この時点で、「こういうコンピの様なイベントはおいしいかも知れないが客の結束力が犠牲になる」と直感する。次の三好"3吉"功郎スペシャル・ユニットはいまひと…

Miss Brand-new Day

庭劇団ペニノ『ダークマスター』(脚本・演出:タニノクロウ、原作:狩撫麻礼・泉晴紀、出演:瀬口妙子・久保井研・マメ山田ほか、舞台美術:田中敏恵、こまばアゴラ劇場)

を観に行った。面白かった。しかし何が面白かったんだかよく分からない。セットのリアルさには目を見張るものがある。まぁリアルという以外にもなんだか小さい仕掛けとか大きい仕掛けとかがまた凄い感じなのだが、その辺りのギミックと劇の間に密接な連関を…

Problems

フランシス・フォード・コッポラ監督 1990『ゴッドファーザーPART III』(主演:アル・パチーノ/アンディ・ガルシア、アメリカ、カラー)

をレンタルのDVDで観た。第一作と第二作に比べるとどうしても「圧倒的な面白さ」みたいなものが足りない気がする。それはアル・パチーノが老け役だからかもしれないし(というか老けたマイケルがひたすら哀愁を漂わせているからか)、アンディ・ガルシアのオ…

Lily

『山下洋輔のニューイヤー・ジャズ・コンサート2006』(東京オペラシティコンサートホール)

に行った。新春の恒例行事。しかしなかなかよかった。ひさびさに弦楽四重奏と競演、ということで、音楽的には今までよりも面白かったと思う。色々なネタも仕込んであって、なかなか自由にジャズをやっているところがすごい。弦楽四重奏のメンバーもなかなか…

Flawless (Phunk Investigation Vocal Mix)

セネカ 1952『幸福なる生活について』(樋口勝彦訳)岩波文庫

読了。研究室の放出図書の中にあったものを貰ってきたのだが、意外といいことが書いてあってよかった。暇な生活万歳、というような内容。大前提となっている価値観には異論の余地もあるだろうが、何となく普段考えていることと通底することが多く、非常に強…

Bohemia After Dark (aka Birdland After Dark)

新国立劇場バレエ公演『白鳥の湖』(振付:マウリス・プティパ/レフ・イワーノフ、作曲:ピョートル・チャイコフスキー、改訂振付:コンスタンチン・セルゲーエフ、新国立劇場オペラ劇場)

を観に行った。素晴らしい!面白い!エンターテイメントだった。コールドも普通に優れていたし、もちろんプリマも素晴らしかった。何より音楽が凄い。キャッチーだ。あれだけ盛り上げられるのはたいしたものだ。黒鳥かっこいい。

Everything's Cool

『ヴィヴィアン・ウェストウッド展』(森アーツセンターギャラリー)

を観た。ヴィヴィアンは結構好きだ。さすが服はかっこよかった。素晴らしかった。アシンメトリーということひとつとっても、それをどうリアライズするかというところが本当に素晴らしい。着たい!欲しい服が沢山あった。ただこちらは杉本博司とは対照的にキ…

『杉本博司 時間の終わり』展(森美術館)

に行った。素晴らしい!展示空間の作り方からして圧倒的。静謐でありかつ、これ以外ありえない、と思わせる調和を保っている。作品自体がまず素晴らしいのだが、それをどう見せるかというところで、最大限に作品を引き立て作品と調和しながらもなにか作品の…

Within You Without You

フランク・キャプラ監督 1934『或る夜の出来事』(主演:クラーク・ゲイブル/クローデット・コルベール、アメリカ、モノクロ)

をベータで観た。フランク・キャプラというのはどこかで聞いた名前だと思ったら『失はれた地平線』の監督だった。こっちの『或る夜の出来事』の方は既視感を覚えるシーンが沢山あって、もしかしたらもう既に一度観ているのかもしれないが、まあむしろこの映…

COLD SUMMER